富士山の湧水の力で復活したラベンダー惑星、そして満面と水を蓄えたプラシボーの池。
しかし、すでにラベンダー惑星の住人達は、見えない巨人が眠りから覚めるのを恐れて惑星を去り、宇宙をさまよう流浪の民となっていた。
ハービーとキャプテンカープが命をかけて護ったラベンダー惑星だったが、美しいプラシボーの池に、二人以外の人影が映ることはなかった。
宇宙船カモミール号は壊れ、二人が河口湖へ戻るすべはない。ふと、カープはかつてエステル王女から聞いた、プラシボーの池が持つ “ワープの力” の話しを思い出す。
プラシボーの池の “ワープの力” を使って空間を移動する。それは行ってみたい場所の素晴らしさを、池に向かって語ることだった。
富士山と河口湖の美しさ、故郷の人々のラベンダーに託した思いを語るハービー。やがて、プラシボーの池は二つに割れ、そこにハーブフェスティバルでにぎわう八木崎公園が現れる・・・はずだったのだが。
メディアプレイヤーの視覚エフェクトを少し加工しました。
キャプテンカープが鯉に姿を変えた瞬間!
その映像がご覧いただけます(笑)。