2010年6月6日(日)11時45分、代々木公園メインステージに、りく&ゆうかが歌ったCD「
むすんで つないで きずなエコ」が流れる。
音楽に合わせて下手から岩崎、りく&ゆうか、平松が登場する。
平松:みなさんこんにちは、山梨県からやって来ました。「UTYきずなさん」です。はじめまして~! (4人が手をふりながら大きな声で)こんにちは~!私は、UTYテレビ山梨のアナウンサー、平松千花です。よろしくお願いします。私たち「UTYきずなさん」は、テレビ山梨で放送しています、ふたつのエコ・ソングを歌わせていただきます。実は、このふたつのエコ・ソングは、同じひとつのメロディーから生まれた、兄弟ソングなんです。まずは弟の方のエコ・ソングを紹介します。「
クルクルクルリン・リサイクル」、という曲です。くらしの中のエコについて、子ども達に耳から覚えてもらおうという思いで作られました。
それでは皆さん、拍手でお迎え下さい!りく君とゆうかちゃんです。
(二人に)どうですか、大丈夫かな?
りく:きんちょうしてます。
ゆうか:だいじょうぶです。
平松:二人はこんなにおおぜいの人の前で歌うのは、今日が初めてなんですよ。会場の皆さん!手拍子で、二人を応援して下さいね!歌は、「クルクルクルリン・リサイクル」です。
(りく&ゆうか、カラオケに合わせて歌う)
平松:ありがとうございました。(二人に)よかったね、がんばりました。
皆さん、この「クルクルクルリン・リサイクル」は、2年ほど前から放送しているんですが、山梨県では毎日、りく君とゆうかちゃんの声がテレビから流れているんですよ。
そしてこの歌は、たくさんの保育園、幼稚園、小学校で歌われて、環境を勉強するための教材にも使われているんです。
平松:続いて、ふたつのエコ・ソングの、お兄さんの方のエコ・ソングです。「むすんで つないで きずなエコ」という曲です。先ほど私たちが登場する時に流れた曲ですね。この「むすんで つないで きずなエコ」は、一番から三番までの歌詞の中に、エコにつながる「三つの『わ』」が歌われています。
一番は、環境の環(かん)という字の「わ」です。二番ではくらしの中の「(和)わ」、平和の和、「なごみ」という字ですね。三番の「わ」は、みんなが手をつないで出来る、地球を囲む「(輪)わ」です。
では、ご紹介します、山梨県を拠点に音楽活動をされています、岩崎健一さんです。岩崎さんは、カンボジアから戻られたばかりなんですよ。
岩崎:チャリティー・コンサートを開催して、その収益金でカンボジアに学校を建てようという活動をやっています。今回も収益金を届けにカンボジアへ行って、昨日もどって来ました。カンボジアの純粋な子ども達の熱い心がまだ胸のあたりに残っていて、今日のステージではその思いを歌にのせて歌います。生き続けて、歌い続けて、出会えたものを大切にしたい、そんな気持ちで、じゃあみんな、やってミルク!イエイ~!
(ハーモニカとギターの演奏が始まる)
(平松、りく&ゆうか、岩崎、「むすんで つないで きずなエコ」を歌いだす)
<風になったUTYきずなさんの歌声>
一番、二番、三番の最後の「きずなエコ」のところを会場の皆さんとコール&レスポンス。平松アナがマイクをお客様に向けて、客席から「きずなエコ!」。三番を歌い終えても岩崎さんのギターは止まらない。「ランランララララ」と歌いやすいメロディーに「きずなエコ」の5文字をのせて、何度も、何度もくり返し歌って会場を盛り上げる。最初はとまどっていたりく君も、ゆうかちゃんも、平松アナも岩崎さんに続く。
「ランランララララきずなエコ~ランランララララきずなエコ・・・さあ皆さん、未来に向かって!ランランララララきずなエコ・・・今度は、僕らと皆さんの心がひとつになるために!ランランララララきずなエコ~きずなエコ・・・・・・」
代々木公園6月6日、遅れてやって来た五月晴れの日曜日。すがすがしい風と溶け合った「UTYきずなさん」の歌声は、いつまでも、いつまでも、いつまでも続いて、そして今、カンボジアの子ども達に届いた。