「いただいたエコ・ソングのDVDと楽譜を、北杜市全17保育園に渡しました。リサイクル教育の研究を進める大きな手助けになってくれると思います。お送りしました動画資料で、子ども達が喜んで歌っている様子を見て頂けたらと思います。9月から各園でDVDや歌を取り入れた研究が進められていくと思います・・・」。動画には元気いっぱいに「クルクルクルリン・リサイクル」を歌う子どもたちの姿が記録されていました。そして、リサイクルについて理解してもらおうと、全身全霊で子ども達に向う先生の姿も拝見することができました。
子ども達に環境問題を説明し理解してもらうために、良い手掛かりとなるような言葉、キーワードはないだろうか。それは、人と地球環境との正しい関係を示唆する言葉で、私たちが日常的に耳にする言葉。清里聖ヨハネ保育園の子ども達と先生の姿を見てそう考えるようになりました。
生命は35億年以上も地球環境にいだかれて「ヒト」に辿り着きました。人と地球環境とは断つことの出来ない永久不変の関係にあると言えます。断つことのできないつながり、これを私たち日本人は「きずな」という言葉で表してきました。「きずな」、それは人と人、人をとりまく万物との関係の中で、私たちの心に起こる大切な情操です。
世界語となった「もったいない」という言葉と同様に
「きずな」は環境問題を理解し合うための
環境問題を通して人と社会が結ばれるためのキーワードではないでしょうか。